ガレージ内に納まった初代SGの後期型とつい先ごろのフルモデルチェンジで先代となったSF型フォレスター。それぞれ発想の異なるチューニングを施され、それでもフォレスターの持ち味を活かしつつ特徴的なクルマに仕上がっている。
手がけたのは大阪・岸和田の近藤エンジニアリング。代表の近藤さんは、もともと東京のJUNオートメカニックで数々のスペシャルマシン製作に携わったプロ中のプロ。それだけに細部の作り込みにも美しさを見いだすことができるのだ。
とは言え白い初代のSFフォレスターはオーナーの松尾さんのこだわりによる独自のチューンが反映された仕様。基本的に自分でできる部分は自分で、というスタンスでカスタムを施し、家族も乗せるクルマだから、安全性に関わる重要な部分は近藤エンジニアリングに任せる。もともとRVという視点から購入しアウトドアレジャーに使うつもりだったフォレスターなのだ。
そのフォレスターが数多くインプレッサと共通する部品が使えることがチューン心に火を付けた。足まわりはGDBの純正を移植しクスコのサスペンションキットを装着、6速ミッションもGDB。前後ブレンボブレーキシステム、合わせてホイールもGC07Cを装着。
エンジンはゼロスポーツのタービンとマキシムの等長エキマニ、BLITZ・ニュルスペックマフラー、コンピュータはAPEXなどなど。
仕様的にはスポーツタービン変更とサスチューンだが、インプレッサのパーツが重要な部分で利用可能なところがポイント。乗り心地も備えつつサーキットでも走れる、オーナーの松尾さんも納得のクルマに仕上がっている。
かたや先代SGフォレスターは近藤エンジニアリングでも異色のクルマ。アルシオーネ用3.3Lをスワップしインプレッサの22B用鍛造ピストンとJUNオートメカニック製I断面コンロッドを組む。タービンはTD05をツインで装着したウエストゲート仕様。SVXのコンピュータとトラスト・eマネージで駆動する。つまり配線引き直し。もちろん、吸排気系はワンオフ、サスペンション、ブレーキもエンジン仕様に見合った強化が施されている。
インプレッサベースなだけに多彩アプローチが可能。これがフォレスターチューンの魅力なのだ。
ホイールはブレンボを装着するために選んだビッグキャリパー対応モデル。
「家族も快適に」というオーナーの松尾さん。しかし、インテリアもかなり走り重視の造り。
下まわりのエキゾースト系をチェックするとこのフォレスターのスペシャル度がさらに際だつ。
近藤さんのキャリアの違いがクルマの仕上がり具合もワンランク上のものにしてくれる。
インプレッサが多いが、基本的に輸入車、旧車からどんなスポーツカーでも扱うショップ。ワンオフものならお任せ。
近藤エンジニアリング
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