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パーツ特集企画 ボディ補強の奥深さを知る

STEP5 ロールケージ
 本格的なボディ補強を考えている人にオススメなのが、室内をジャングルジムのようにパイプで囲んでしまうロールケージ。
 だが、最大の目的は運転している人間の保護。サーキットなどを走っていると、横からクルマが突っ込んできたり、転倒してしまうというトラブルがある。そこで室内をパイプで囲うことで、人間がいる空間を確保するというパーツ。これをしっかり取り付けることで、ボディ補強としても使えるんだ。
 ポイントは固定方法。普通はボルト留めされるが、溶接でしっかり固定すると、大幅な剛性アップが期待できる。もちろんボルト留めでも剛性は上がるが、補強を最大の目的と考えているユーザーは、溶接留めがオススメだ。
 また天井やピラー部分との透き間がなく、しっかりボディに這わせるタイプを選ぶことも重要だ。ここに透き間があると、どうしてもボディとロールケージが別の動きをしてしまって、剛性が落ちてしまう。
 サーキット走行や競技に出場する人は、装着しておきたいパーツだ。
手軽に装着可能
ダッシュ逃げタイプ
室内にあるダッシュボードやシートなどを避けたロールケージを、ダッシュ逃げタイプと呼んでいる。大きな加工がいらないため、取り付けが比較的簡単という理由から、街なかを走るユーザーがチョイスする。ただし、乗り降りが不便というデメリットがある。
キッチリ補強するなら
ダッシュ貫通タイプ
ダッシュボードに、パイプを貫通させるための穴を開け、しっかりボディに沿った形状のロールケージを、通称「ダッシュ貫通タイプ」と呼んでいる。足もとにパイプがないので乗り降りがしやすいけど、ダッシュに穴があくというデメリットも持っている。
公道で走るには
パッドが必要
街なかで走るためには、ロールケージのパイプ部分にパッドを巻かなくてはいけない。鉄パイプがむき出しだと、急ブレーキや事故を起こした時に、頭をぶつけてケガをしてしまう、という理由から義務づけられている。装着時に施工をお願いするのがベストだ。
パイプには材質など
たくさんの種類がある
一般的なパイプの材質はスチール(鉄)で、強度が高いクロームモリブデン鋼(通称クロモリ)が多い。また重量増を嫌い、アルミ製のロールケージも発売されている。またパイプ径も数種類あり、競技などでは指定された材質やパイプ径を装着している。
追加バーを装着すれば
さらにボディ剛性アップ
パイプとパイプをつなぐように連結するバーを、追加バーと呼んでいる。主にドアの開口部分やリヤシート部分を斜めに追加するなど、長ささえ合えばどこにでも追加でき装着が簡単なのが特徴。右の写真は、ドア開口部に追加されたバーだ。
ロールケージの基本構造を知っておこう
4点式
リヤ部分だけに装着するタイプの4点式ロールケージ。フロア面に固定される点数が何個所かでタイプが異なる。基本形はこのタイプだ。
4点式
5点式
リヤ部分に1本、斜めに追加バーを装着したのが5点式。左右を連結することで、剛性が上がる。ただしリヤに人が乗れなくなる。
5点式
6点式
5点式までは、乗り降りを考えた簡易式だったのに対し、6点式からは前側もバーがある本格的なロールケージとなる。
6点式
7点式
6点式+リヤに追加バーを入れた7点式タイプ。競技を走るクルマなどは、最低でもこれぐらの点数のロールケージが必要となる。
7点式
8点式
7点式にさらに1本、追加バーを装着した8点式。前側や中央など、追加バーを装着すれば、さらに10点式と増やせることができるぞ。
8点式
 
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