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Goo Parts 制動力強化大作戦!
簡単に外れるはずのディスクローターが外れない!?
ローターも消耗品。研磨という手もあるが、薄くなったなかでの使用では、熱の逃げが悪く、性能は純正以下。で、新品への交換だが、キャリパーが外せれば、構造的には簡単に外れるはずだ。ところが実際は、サビで固着しているのがほとんど。ハンマーで思いっきり叩いても外れないことが多い。仮に外れても、そのローターはキズだらけ……。手違いで用意していたローターが合わなくても、元に戻してというわけにはいかない。交換前にその車種用か、しっかりとチェックしたい。
構造的にはキャリパーを外した時点で、ローターも外れるのだが……。実際はハブに固着していて、ハンマーで叩いても外れないことが多い。
国産車の場合、ハブボルトの横に小さなサービスホールが設けられていることが多い。ここにボルトをねじ込んでいくと簡単にローターが外れる。
純正ローターだと、左右を表す刻印が打たれているが、スポーツローターの場合は、ベンチレーテッドのフィン向きやスリット方向で判断して、左右を間違えずにセットすることになる。
ローターが外れた状態。ハブの中央がサビ付いているのがよく分かると思う。この中央部とハブボルトに、ローターは引っかかっているだけなのだが……。
レーシングタイプのフリュードはパッド交換時に新品へ!!
自転車のブレーキでたとえるなら、ワイヤーの役目をしているのがブレーキフリュード。このフリュードで最も恐ろしいトラブルは、ベーパーロックと言われる、フリュードが沸騰してしまう症状。そのためにDOT規格でランクを表示しているが、DOT3よりもDOT4がエライかというと、そうでもない。沸点だけで言えば、DOT4の方が優れているが、こと寿命ということになると、使い方にもよるがDOT3の方が長い。いずれにしても、定期的な交換は必要。せめてパッド交換時にはやっておきたい。
2ピースローターで制動力は一気にアップ!!
2ピースと呼ばれるタイプのローターには、実は固定式とフローティング式の2タイプがある。固定式はセンター部とローター部がボルトで完全に締め付けられたモノ。フローティング式は、誤解を招くかもしれないが、専用のボルトを使って、締め付けてはいるのだが、ガタ(すき間)を作っている。レースのようにローターが高温にさらされ、熱膨張したときに、ディスク部とセンター部がピタッと合うようにしているからだ。このフローティング式をストリートで使うと、ガタガタと音がでるばかりか、パッドも偏磨耗してしまう。
レースの世界ではローターの熱膨張を計算したフローティング式を使うが、ストリートではガタガタと音がでるため、固定式が一般的だ。
センター部とローター部の材質を変えることによって、ハブへの熱の伝わりを抑え、軽量化を実現している。ストリートでは、ディスク部のみの交換でOK。
ブレンボといっても純正はすぐに音を上げる!?
日本ではGT-Rをきっかけに、多くのスポーツモデルに使われるようになったブレンボだが、レースで使われているブレンボとはまったく別物と考えた方がいい。製造方法など、あらゆる面で違い、結果的に熱に対する耐久性が月とスッポンほどに違う。仮にサーキットを攻める場合は、ブレーキタッチに変化を感じたら、アタックは中止。すぐにクルマを止めず、しっかりとクーリングしてやる。一気に止めてしまうと、熱が逃げず、シールまで焼いてしまい、最悪、家に帰れなくなってしまうぞ。
ハードに攻めない限り、写真のようになることはないが、攻めた後のクーリングをしっかりやらないと、キャリパー本体が焼け、シールが燃え出すことになる。
スポーツキャリパーのパッド交換は簡単!
純正ブレンボも含めて、スポーツキャリパーと呼ばれるタイプは、キャリパー上部にあるピンやステーでパッドを止めているだけなので、交換はメチャ簡単。この手のキャリパーのパッド交換をするユーザーは、いくつか悩むことがあるが、それもコツを掴んでしまえばなんてことない。ただ、初心者がよくやるのが、パッドを新品にすれば、フリュードの油面が上がるのを忘れて、リザーバーからフリュードをあふれさせること。ちなみにフリュードが塗装に付くと、ボロボロになるので要注意!
パッドの抜き取りは、インナー/アウターどちらからでもいいが、どちらか片方だけを抜いて、ピストンを戻すのがポイント。
純正キャリパーにもいえることだが、パッドは磨耗してもフリュードは減らない。磨耗した分だけ油面が下がっているだけ。このときにフリュードを足していると、パッド交換でピストンを戻したときにあふれてしまう。
専用工具がある場合は別だが、インナー/アウター同時に抜いてから、ピストンを戻すと、片側は戻っても、もう片側が飛び出してしまう。これはキャリパーの中のフリュードが反対側に移動してしまうからだ。
いわゆる対向型と呼ばれるタイプは、キャリパーの上側からパッドを差し込み、ピンで止めるのが一般的なセット方法。キャリパー本体を動かさないため、簡単にパッド交換ができるはずだ。
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