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ジャストフィットするホイール選択術
180SXが自分のクルマとしよう。まずはこれの純正データを知っておかないと話は進まない。
そこでディーラーに調べてもらうと……
●180SX タイプS
●車両型式:E−RPS13型
●タイヤサイズ:205/60R15
●ホイールサイズ:15×6JJ
●H&P.C.D.:4穴&114.3
●オフセット:+40
●ホイールナット:M12/1.25
と言うことが分かった。
まぁ、本誌を愛読しているキミなら、この数値の見方は分かると思うんだけど、基本をサクッサクッとおさらいしておこう。
ホイールサイズ
最初の15はリム径で、ホイールの高さと言うか、直径だ。単位はインチ。次に出てくる6はリム幅。簡単に解釈するなら太さだ。これもインチ表示だ。
H&P.C.D.
クルマにホイールをセットする上で、最も重要な部分なのは、一般的にハブボルトと呼ばれているボルト。その本数は車種によって、4〜6本と様々。ホイールカタログなどでは、穴やH(ホール)で表記。さらに重要なのがそのボルトの位置関係を表しているP.C.D.だ。正式名称はピッチサークル ダイアメーター。イラストのように各ハブボルトのセンターを結ぶ円の直径(ミリ表示)の数値で表記されている。
国産の現行モデルのP.C.D.は、4穴/100、5穴/114.3。1BOX系の6穴が139.7がほとんどだ
オフセット
次に重要なのが、オフセットだ。イラストのからもわかるように、ホイールとハブの取り付け面の位置で、単位はミリで表記されている。この位置関係を表す数値は、リム幅の中心線を0(ゼロ)。この中心線よりも取り付け面が内側ならマイナスオフセットで、タイヤ位置はより外側に出てくる。逆に取り付け面が外側だとプラスオフセットで、タイヤ位置は内側に入り込む。ワインボトルの底のように盛り上がっているのが、マイナスオフセットで作られたホイールと思えば分かりやすいかもしれない。
ホイールナット
ホイール側の締め付け面が違うため、ホイールナットもメーカーによって違う。トヨタは平面座、日産はテーパー座、ホンダは球面座と様々。最近の国産モデルに使われているハブボルトは、M12と呼ばれる直径サイズが使われるが、ネジ山のピッチは、日産やスバルが1.25ミリピッチなのに対し、トヨタやマツダは1.50ミリピッチと異なる。
ホイールを変える理由を調べていくと……。
第1位 デザインがかっこいいから
第2位 タイヤを太くしたいから
第3位 インチアップしたいから
第4位 ツライチにしたいから
第5位 ワイドトレッドにしてコーナリング性能を上げたいから
という声が多かった。
基本的にデザインだけでの変更なら、純正ホイールと同じデータのモノを選べば、そんなに大きな壁にぶつかることなく、ホイールが組める。もし、問題が出るとすれば、そのホイール&ハブボルトにあったホイールナットかどうかぐらいだ。ただし、特殊なホイールだと、汎用タイプのホイールナットではダメなことがある。メーカーから取り寄せられればいいが、生産中止になっていることもあるので、事前に調べておきたい。
また、ホイールキャップを被せるタイプでは、ナットの長さによってキャップが被せられなくなるので、貫通タイプがオススメだ。
ここでよくやる失敗がネジ山のピッチ間違い。先に紹介したように、国産では2タイプがあり、メーカーによって違う。これを知らずにホームセンターで安価で販売されている電動インパクトで締めてしまうと……。間違いなく、ハブボルトはパァーにしてしまうので要注意。
●座面とハブボルトのサイズにあっているか、これが最低条件。このほかにナットの頭が貫通したオープンタイプなど、ホイールの状況に合わせて選択できる。
●奥が日産純正に使われるテーパー座。中央がホンダ純正の球面座、手前がトヨタ純正の平面座のホイールナット。
●センターキャップを付けるホイールでは、ロングタイプのナットでは当たってしまうことがある。
●国産車のほとんどは、ハブ側にスタッドボルトを設けているが、外車の場合はハブボルトではなく、ホイールボルトになっている。
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