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ブランド探求+最新モデル情報

ENKEI
終わりなき技術の進化がもたらす
高度なテクノロジーをすべてのモデルへ
鍛造をしのぐ剛性を確保エンケイの最先端技術
 世界ナンバーワンの生産本数を誇るエンケイ。ここにはボクたちが知らないすごいテクノロジーが注入されていた。たとえば、その製造方法。ボク達は鍛造の方が「エライ」と信じていた。しかし、その常識をくつがえすほどの鋳造技術をエンケイは生み出した。
 ホイールはよく「コの字」で例えられる。表側はでディスク面で、しっかりと支持されているが、裏側はなにもない。どうしても強度を出すのが難しい。しかも、一般的な鋳造方法は、金型に上(ホイールの裏側)から流し込む重力鋳造。冷却速度で強度が変わるアルミ合金では、どうしても下側(ディスクのある表面)が強くできてしまう。
 そんなことから、低圧鋳造と呼ばれる下側から圧をかけて上側にアルミを押し上げる方法が生まれた。たしかに重力鋳造よりは、裏側分の強度は上がるが生産効率は落ちる。
 そこでエンケイが生み出したのがMAT製法だった。これはリムの半分ぐらいのところまでしか作らない!? ただし、肉厚を持たせて、その後に焼き物で言うところの「ろくろ」で伸ばすようにして、裏側部分を成型。これによってこれまでにない強度&剛性を確保することに成功した。
 このMAT製法で生まれた強度&剛性を証明したのは、スーパー耐久でだった。縁石に乗り上げるのは当たり前。しかも、ホイールにとって一番厳しい車高。レーシングカーは、どうしてもストローク量が少なく、ホイールにかかる負担は、予想以上だという。
 こんな状況でもエンケイのホイールは、問題なく走りきり、ライバルチームをおびえさせた。F1チームにも認められたエンケイの技術力。生産本数だけでなく、技術力も世界ナンバーワンのメーカーなのだ。
 ディスクがない裏側部分にむけてリム幅が広くなっているのは、裏側にむけて弱いと言われる強度&剛性を確保するためのノウハウのひとつだ。
「MAT PROCESS」から第2世代MATプロセス
「MAT -DURA FLOW FORMING」へ
 上側のイラストが金型から出した状態のホイール。ろくろでツボを作るようにリムを本来の幅まで伸ばしていく。これは2&3ピースホイールのリム成型に用いられるスピニング製法を応用したエンケイ独自の成型法。右側の写真は、アルミの組織。鍛造ホイールをしのぐ材料強度に、鋳造ならではのデザインの自由度がドッキングしたエンケイならではのホイールだ。
RC-T4
STREET MODEL
RC-T4
 走り屋を中心に高い人気を得たNT03モデル同様、スーパー耐久での実戦テストから得た剛性と軽重量を高次元でバランスさせた市販モデル。とはいえ、GTを初めとするレースモデルにに採用されているタイヤの空転を率を低減するローレット形状を採用、ジムカーナやレースなど舗装競技に対応したホイールだ。グラベル対応のRC-G4もラインアップ。
RC-T4  剛性を落とすことなく、軽重量を実現。鋳造ならではのデザインの自由度を生かしている。 RC-T4  最近のトレンドでもあるセンター部のえぐれ。これをさり気なく取り入れたスポーツモデルだ。
SUPER GT
SUPER GT
 スーパーGT用に開発された専用ホイールも、マグネシウム素材の鍛造品。フォーミュラ・ニッポン同様、疲労強度や剛性が高められているのが大きな特徴。これにより、コーナリング中のホイールによるキャンバー角などの変化が少なく、アライメントがとりやすく、安定した走行が可能になる。オーダーで1本ウン十万円はする。
SUPER GT  レース用ホイールはタイヤがかかる部分をギザギザにしてタイヤが滑らないように加工している。 SUPER GT  どこに力が掛かるか徹底的に追求。剛性が確保されると、余分な贅肉はそぎ取られている。
Formula NIPPON
Formula NIPPON
 国内トップフォーミュラに位置づけられるフォーミュラ・ニッポン用のホイール。GTマシン用と同じで、素材はマグネシウム、鍛造で作られている。軽さを生かすためにマグが使われているものと思われたが、実際は剛性を上げるために使われているという。軽ければ、肉厚を上げることが可能で、結果的に疲労強度を上げることに成功している。
現行人気モデル
RP03
RP03
 大排気量スポーツモデルをターゲットに開発されたMATプロセス採用。19インチまでがラインアップ。
価格:3万9900円〜
RPF1
RPF1
 マクラーレンF1チームに供給するホイールのデザインをフィードバック。19インチも新たに加えられた。
価格:3万2550円〜
RS+M
RS+M
 S耐久のST2&4クラスのマシンに合わせて、強化リブなどRテクノロジーを積極的に採用したホイール。
価格:2万7300円〜
最高レベルの技術力で開発された製品でもメインテナンスは必要なのだ
 ちょっとしたヒットでも、本来、力のかからない方向からだとクラックが入ることも……。定期的に掃除をしていると、大きなトラブルになる前に発見できる。また、バルブも消耗品。タイヤ交換時にチェック、必要に応じて新品と交換したい。
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