よみがえれ!中古パーツ!! 復活の補修術
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よみがえれ!中古パーツ!! 復活の補修術
ココが◎
最新パーツに交換
オリジナル減衰力
ココが×
非分解式(カートリッジ)
スプリング
オーバーホール時期に減衰力の変更もすれば、割安になるのは言うまでもない。また、オーバーホールはダンパーのみで、スプリングのヘタリなどは修正できないため、新品に買い替えることになる。
取材協力:エンドレスZEAL事業部
住所:長野県佐久市横和1012-1
TEL:0267-67-7301
メーカーでOHすればオリジナル仕様に変身
分解式ってことが最低条件になるのはいうまでもない。メーカーによって多少の違いはあるが、1本あたり1万数千円で、自分の走りにあったピカピカのキットに蘇るってのは、たまらなくウレシイ。
そこで、本当にこのくらいの予算で蘇るかのか、基本的な部分をチェックしてみよう。どうしても見た目が悪いから、さびばかりを気にするが、これ自体はそこそこに落とすことができる。そんな心配よりもネジ山が潰れていないかチェックしたい。
大きく潰れていると、ケースにブラケットの交換が必要となり、今回、紹介するZEALだと、これだけで1万6000円コース。かなりの出費になるため、複数本にダメージが及んでいる場合は、ちょっと考えたい。
ダンパー本体からのオイル洩れ。基本的にシールは消耗品なので、ある程度、古いものなら仕方がない。逆に新しくて洩れが出ているのは、シャフト部分に傷を付けてしまい、これがシールを破損させていることが多い。1本交換で2730円。見た目にあまりかっこいいものじゃないけど、ダストブーツの重要性は、このあたりのことを考えれば理解できると思う。
もうひとつ、甘く思われがちなのが、取り付け部分に使われるブッシュ類。下の記事でも紹介しているが、ヘタリだったらブッシュだけの交換でいいが、そのままで走行を続けると破損。この時点で金属部分にまで傷を付けてしまい、ブラケット交換が必要になる。というわけで、どのくらいのダメージなのか、さらにこれらを治すのにいくらぐらいかかるのか、しっかりとチェックしておくことが重要だぞ。
●同じ手順で組んでも、減衰は微妙に変わってしまうため、一人の担当者が1台分を組んでいる。
●オーバーホール、減衰変更ともに、組み終わったダンパー、1本ずつテスターでチェックされて納品される。
Point 01
フツーの走行でも車種によっては……
これはマークII/チェイサー用のキット。製造番号から5年近く前に販売されたことも判明。これが格安で販売されていても、あまり購入する気にはなれないが、実際はボク達が考えているほどのダメージは受けていないという。ちなみにトヨタ車の場合、サスペンション自体の形状からダンパーキットにかかる負担が大きく、こういった状態になることは、わりと多いという。どの時点で、修理&オーバーホールとして送られてくるかで、費用は大きく違ってくるという。
多くはアッパー側のブッシュがいき、そのまま走行を続けると、ロア側のブッシュもいく。ブッシュだけの交換なら1575円(パーツ代のみ)なのだが……。
早めにブッシュ交換していれば、1575円で済むが、金属部分に大きな傷を付けてしまうと、ブラケット交換が必要でプラス9450円がかかってしまう。
ブッシュ交換なら自分でできそうなのだが、実際は圧入なので、プレス機がないとできない。
Point 02
ロア部分のダメージは割高になる
ヤバイと思ったら、すぐに交換したいロア側のブッシュ。ブラケットの取り付け部分にダメージが及ばなければ、ブッシュ交換だけで済むため、交換工賃を含めても2000円ちょいと安い。しかし、ブラケット部分にも傷がついてしまうと、この交換が必要で費用は一気に1万円オーバーとなる。
ちなみに旧タイプのZEALでは、黒色のブッシュが使われていたが、最近のは透き通った耐久性のあるタイプに進化している。また、ロア側のブッシュ交換だけであれば、本体からブラケット部分を外して、メーカーに送れば、ブッシュを打ち変えて送り返してくれる。
Point 03
アッパーのブッシュで走りは変わる
上側が新品で下側がオーバーホールの依頼を受けたキットに組まれていた中古のブッシュだ。高さにすると、半分以下にまで潰れていた。価格は1個、210円と安い。シャフトに差し込むだけなので、初心者でも簡単に交換できる。新品に変えるとゴツゴツ感も消え、シャープさが蘇る。交換時期を誤るとロア側にまで広がるので早めの交換が鍵を握る。
Point 04
日常の管理でサビは広がらない
頻繁にメンテするのは大変だが、雪道(塩化カリウムの散布)や海に行った後ぐらいは、簡単に洗浄したい。灯油を使ってワイヤーブラシで汚れを落とし、さび止めのグリスを薄く塗れば完了。ただし、落ちにくいからといって、硬めのワイヤーブラシを使うと、ネジ山が潰れてしまうので要注意。また、グリスはさびに効果的だが、塗りすぎると、ブレーキ(ディスク)に飛び散ったりして危険なので、薄く塗るのがコツ。
ブラケット部分は、グリスが塗り付けてあるから簡単にピカピカになる。
灯油やガソリンで洗浄。硬いワイヤーブラシでごしごしとやるのは禁物。
Point 05
ロッド周辺の管理をすれば耐久性はアップする
ダストカバーは、見た目にあまりかっこいいものではないが、付けていれば
耐久性はグーンとアップする。シャフト部分に砂などが付着して、その状態で動くと、シールが傷ついてしまう。
また、ダストブーツは跳石などからも守ってくれる。わずかな傷でもシールのところまで動くと、シールを切ってしまうことになる。ちなみにシャフトに傷がつくと、基本的には交換。シャフト代は2730円/1本だ。指で触れて、少しでも段差がある場合は、やっぱり交換したい。にじみの範囲ならいいが完全に抜けてしまうと、さらに交換するパーツが増える。
キャップ部に何種類かのシールやリングが使われているが、これらは消耗品だ。
シャフトに傷があると、シールを交換しても、すぐにオイル洩れしてしまう。
ケースとシャフトの部分をチェック。オイルがにじみ出ていると、写真のような汚れがつく。
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