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よみがえれ!中古パーツ!! 復活の補修術

AERO
割れや傷なら簡単リペアキットでOK
ココが◎
強度アップ
格安
ココが×
破片紛失
 裏側にファイバークロスを貼って補修するため、その箇所は強度アップ。補修に必要なDIYパーツに初期投資が必要だが、2回目以降はほとんどタダで補修できるようになる。
エム・オート
取材協力:エム・オート
住所:千葉県山武郡九十九里町真亀1285
TEL:0475-76-8633
キレイに仕上げるには時間をかけるのがコツ
 「傷を付けないように気を付けて乗っていたのに……」ちょっと油断して駐車場に入ると、タイヤ止めで……。二度と聞きたくない「バキッ」という音が室内に響きわたる。泣くに泣けないあの状況。
 板金屋さんに持って行けば直してくれるのだが、修理費以上に日数がかかってしまうのが耐えられないという読者も多いと思う。壊れ方にもよるが、たいしたことがないなら自分でやるのも手だ。
 ホームセンターでも簡単リペアキットが用意されている。価格の張るのは、塗装の時に使うガンかな。簡易タイプでも5000円ぐらいはしてしまう。ただ、これがないと、きれいな仕上がりは望めない。何度か使うことを考えれば、最初に購入しておいた方が、結果的には割安だ。 
 いずれにしても、ツボさえ抑えておけば、簡単に修復できるし、何度かやっていると、プロ並みの仕上がりも夢じゃない。
 そこでいくつかのポイントを上げておこう。エアロが壊れたとき、とっても惨めだけど、破片はできるだけ拾って帰ってくる。
 とくに穴が開いたときは、破片があるかないかで、仕上がりは大きく変わってくる。
 各工程は写真を見てもらえばわかるように、そんなに難しいワケじゃない。ただし、素早くやらないといけない工程もあれば、じっくりと時間をかけてやる工程もある。
 これをしっかりと理解しておかないと、とんでもなく汚い仕上がりになってしまう。
 もうひとつ、作業をしていく上で重要なのが、マスク。グラスウールとその削れカスが大量に出るからだ。これを吸い込んで体にいいわけがない。できればメガネも付けたいくらいだ。当然、家のなかでできる作業でもない。可能ならホコリが舞い上がらないガレージ内とかがベストなのだが……。
必要工具はホームセンターで手に入る
Point 01 必要工具はホームセンターで手に入る
 ホームセンターに行くと、FRP用のリペアキットがある。これにヘラやハケ、数種類のペーパーと塗装セットを購入してくる。ダメージの大きさにもよるが、割れた程度なら、一般的なリペアキットで十分に足りる。
Point 02 この程度の傷なら初心者でもOK
この程度の傷なら初心者でもOK この程度の傷なら初心者でもOK この程度の傷なら初心者でもOK
 どのくらいまでなら……と質問されると答えるのが難しいが、いわゆるヒビであれば、範囲が広くても修復は可能だ。
逆に穴があいてしまった場合は、小さくても難しいと思った方がいい。
 とくに穴があいた場合は、破片があるかないかで難易度は大きく違ってくる。最近は同じFRPでも、いろいろな種類があるため、プロの修理屋さんでも、似たような材質の欠片を見つけてきて、それを張り合わせて使っているという。
ペーパーで下地を作る
Point 03 ペーパーで下地を作る
 最初の作業は裏側。80番ぐらいのペーパーでヒビが入った部分とその周辺を磨く。きれいにすると言うよりは、細かな傷を付けて、接着しやすいようにするためと思った方がいい。エンジンチューンで言うホーニングだ。また、ヒビの部分に大きな段差がついてしまった場合は、力の強い洗濯ばさみのようなもので、段差を整えたい。
Point 04 グラスウールの扱いは慎重に!
 次にホームセンターで購入してきたグラスウール(ファイバーグラスという名称で販売されていることも多い)を整えた裏地よりもわずかに大きめに切断。これを2枚ほど用意しておく。アスベストほどではないが、体内に吸い込んでいいものではないので、マスクやメガネをするなどして、十分な注意をした上で作業したい。
グラスウールの扱いは慎重に!
手早さが要求されるが…… 手早さが要求されるが……
Point 05 手早さが要求されるが……
 ポリエステルと呼ばれる溶剤10に対し、硬化剤1の割合で混ぜた接着剤を作る。これもホームセンターでは、できあがったものもあるので、それでもOK。手早くこの溶剤を塗り、そこにグラスウールを張る。適度に乾いたら、さらに溶剤を塗って、2枚目のグラスウールを張る。厚くすれば強度は出るが、配線のコネクターなどが当たるので程々に。
Point 06 はみ出した部分は乾く前にカット
 溶剤が乾いてしまうと、はさみでは切り落とせなくなるので、固まり出す前にベースからはみ出した部分は切り落としておく。とはいっても、最終的にペーパーなどで仕上げるので、おおまかに切り落とすだけで十分だ。表面が完全に渇きだす前に、エアが入っている部分は、ヘラで押しつけるか、穴を開けてエアを抜いておく。
はみ出した部分は乾く前にカット
段差の修正が仕上がりをきれいにする
Point 07 段差の修正が仕上がりをきれいにする
 2時間もすると、写真のように溶剤はほとんど固まり、透き通ってくる。この前にやっておくのが段差修正。直線ラインでは手で押し戻せば、ラインを出せるが、Rがついたラインでは、どうしても段差がつきやすい。ペーパーをかけたときのように強力な洗濯ばさみのようなもので、挟み込み、段差がつかないようにして、接着剤で固める
 はさむことができない箇所は、小さい穴を両サイドに開けて、釣り糸で固定、段差が出ないようにする方法もある。
段差の修正が仕上がりをきれいにする
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