| 走りの性能を左右するエア圧 |
| レースの世界では100分の1単位でエア圧を調整する。そのために使われたのが窒素。水分を含んだエアだと、その水分量によって、冷間から温間になったとき、内圧がバラバラになってしまうからだ。余談だがFF駆動のマシンが予選アタックするときは、タイヤが暖まりにくいリヤ側だけ、最初からエアを高めにセットすることが多い。これでタイムアタック時がベストになるようにしている。 |
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| 開発ドライバー 木下みつひろ選手のひとり言 |
| 何種類かの開発をしたけど、やっぱりポイントは三つ。構造、コンパウンド、トレッドパターン。目的に合わせて絞り込んでいくんだけど、高次元でバランスさせないと、狙った性能が出なくて……。テストコースに始まり、サーキット、一般道と完成まで1年近く、テストを繰り返します。 |
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| エア圧の調整で守れのはタイヤだけではなかった |
| 基本はクルマ側に表記されている圧だが、35や40といったロープロでは、サイドが低い分、段差等での衝撃でホイールを痛めてしまうことも少なくない。ケースbyケースだが、20%ぐらい高めのエア圧にセットしたい。 |
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| スリップサイン ギリギリ!? ここが美味しい超裏ワザ |
| 一般的にスリップサインは「これ以上の磨耗は危険ですよ」というためにつけられている。もちろんスリップサインにまで達していると、車検は通らない。ところが一般ラジアルやSタイヤしか使えないワンメイクレース等では、あえて山が減ったタイヤで走るケースも少なくない。山が減っていると、ブロックのよれが少なくなるからだ。もちろん、ブレーキング時はかなりヤバイ状況になってしまうが……。 |
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| 左右非対称パターンのタイヤでは前後でローテーションする |
| タイヤの磨耗は、駆動方式や重量配分によって違うのは誰もが知っていること。以前は対角線状にローテションと言うのが常識だったが、最近は回転方向だけでなく、左右比対称のタイヤも多いため、前後の入れ替えしかできない。所定の位置で使わないと本来の性能が出せないSタイヤでは、ホイールに裏組して、最後まで使いきる走り屋ユーザーも少なくない。 |
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| できれば新しい方がいい ここで製造年月日をチェック!! |
| サイドウォールをよく見ると、写真のような刻印が発見できる。最初のアルファベットは、メーカーの管理番号(どこの工場で作ったかなど)で、その後の4桁の数字が製造年月日。最初の2桁が何週目か、そのあとの2桁が年度(1999年までは1桁で表示)まではを意味する。つまり、写真のタイヤは、2005年の50週目に製造されたことを意味している。 |
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| エア不足での高速走行は命がいくつあっても足りない!! |
| エアが足りずにガンガンと走ると、最も負担がかかるのはサイドウォール。最終的には写真のようにバーストしてしまう。低速ならこの程度ですみ、クルマも止められるが、高速だと完全に引きちぎれてしまい、その状態からパニックブレーキになったら……。かなりヤバイ。 |
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| インチアップはここから始まる 把握しておきたいサイズの意味 |
| タイヤサイズが分からないことには始まらない。写真の215/60R14 82Hだと、タイヤ幅は215mm、60は扁平率でタイヤ幅に対するタイヤ高の比率。リム径は14インチ。で、そのあとの82はロードインデックスと呼ばれる最大負荷能力で、82だと475kgの負荷能力をもっている。さらにそのあとのHは速度記号で、Hは210km/hまでを意味する。最高はZRで240km/h超まである。 |
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| 硬化したタイヤでもグリップ力UPするフォーミュラV |
年に数度しか使わないSタイヤ等では、しっかりと保管しておいても、新品時のソフトさがなくなってしまう。そんなときに新品時のソフトさがよみがえる。もともとはドラッグレース用に開発されたトリートメントで、ワンメイクレースなどで使用すると、失格になったマシンもあるとか……。 ということは、かなりの効果が期待できそうだ。
価格:8400円。
(問)グランドスラムプロ町田 TEL 042-793-4050 |
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| 中古タイヤでは山だけでなくひび割れも重要なチェックポイント |
| 山があればOKというわけじゃない。エア漏れはしなくても、水が入ったりするケースも少なくない。青空駐車場であまり乗らないクルマだと、陽の当たる片側だけ、ひびが入ることも……。また、スタッドレスに履き替え、管理するときは寝かせず、起こしておいた方が変形は少ない。雨風にさらされるのも劣化させる原因なので要注意。 |
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| 震動や異音が出てからでは遅い 片減りは定期的なチェックで発見 |
| ホイールバランスやアライメントが狂ったまま走り続けると、片減りにつながる。中でも厄介なのがアライメントだ。いくら調整しても、ブッシュ等がへたっていると、必要以上に動いてしまい、タイヤにばかり負担がかかってしまう。とくに見えにくい内側は、定期的なチェックが必要。振動などが出てからでは手遅れなことも多い。早めに原因を究明することが重要だ。 |
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| 気になるこのペイント!?落書きではなく意味があった |
| 新品タイヤを購入すると、妙な落書き!? ではなく、これはマーキング。赤色はユニフォーミティマークと呼ばれ、ホイールの振れ最少位置(純正ホイールでは、写真のようにマーキングされていることが多い)と合わせて組む。社外品のホイールでは、マーキングされていることが少ないため、最も重くなるバルブ位置と、タイヤ側の最も軽い位置を示す白もしくは黄色の軽点マークと合わせて組む。これにより重量バランスや振動を抑えることができる。スタッドレス等を組むときに、タイヤとホイールにマーキングするのは、最初のマーキングが消えているからだ。 |
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| 走るためのノウハウがいっぱい!! グランドスラムプロ町田 |
今回、タイヤ雑学をいろいろと教えてくれたのは東京都町田市にあるレーシングドライバー福嶋稔大選手が率いるグランドスラムプロ町田。福嶋選手はスーパー耐久等にも参戦、今年はアルテッツァレースでも活躍中。ロータリーチューナーとしても有名で、エンジンパワーや走るフィールドに合わせたタイヤ選びなど、適切なアドバイスがしてもらえるショップだ。
(問)グランドスラムプロ町田 TEL 042-793-4050 |
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