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ツライチセッティングの奥義

ホイールサイズを考える 普通はホイールサイズを大きくすると外側の張り出しばかりを気にするけれど同じ分だけ内側にもふくらんでいることを忘れずに。タイヤもサイズ変更すれば外径も微妙に変化するぞ。
タイヤ&ホイールをフェンダー内に収める
 タイヤ&ホイールとタイヤハウスの関係は、カタナとサヤの関係に似ている。タイヤ&ホイールがカタナ、タイヤハウスがサヤだ。カタナを大きくしすぎると、サヤに収まらなくなってしまう。
 クルマの場合、サヤにはかなり余裕を持たせているが、それでもカタナが大きくなりすぎるとサヤに収まりきらない。
 それに対処するためには、サヤを大きくするのがもっとも手っ取り早い方法。サヤそのもののサイズを大きくするのは、ワイドフェンダーやオーバーフェンダーの装着だが、この場合は車検証の記載事項変更など、面倒な手続きが必要。
 そこで、サヤの内部を削る方法が取られることが多い。実際、クルマの場合は削るのではなく、折るという行為がこれにあたる。
 折るのはフェンダーの縁の部分。フェンダーの縁は1cm弱程度が内側に直角に張り出していることが多く、これを上手にフェンダー面に合わせて折り込むことで、タイヤとタイヤハウスとの干渉を防げることが多い。
 もちろん、タイヤハウス以外と干渉しているときはこの方法は使えないが、タイヤがタイヤハウスに当たるのが一番多いパターンなのだ。
 また、タイヤハウスの内側にはインナーフェンダーという樹脂パーツが装着されていて、それを外すとかなり余裕が生まれる。しかし、インナーフェンダーを外すのは、一般公道で走ることを前提とした場合は、あまりおススメできない。
●矢印の部分が折り曲げられたフェンダーの縁。ノーマルのフェンダーの縁が直角になっているのは、外から押されたときに強い構造とするのが目的。しかし、これがツライチセッティングでは最大の敵となってしまう。折り曲げには右上の写真のような専用の工具を使用する。 ●これはサスペンションが破損して車高が極端に下がってしまったために起きた現象だが、太すぎるタイヤ&ホイールを組み込んで車高が下がったときも、写真のようにフェンダーがタイヤを削ってしまうという現象が起きる。最悪の場合はタイヤがバーストすることもある。
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ホイール&タイヤを大きくすれば、当然内側もクリアランスは減る
単純計算で内側干渉もcheck
単純計算で内側干渉もcheck 1J=約25.4mm・0.5J=約12.7mm
1J大きくなれば左右に約6.35mm広がる。
タイヤ外径や幅にも注意。
Jは単位ではなく、リム形状の記号。
単純計算で内側干渉もcheck 単純計算で内側干渉もcheck 単純計算で内側干渉もcheck
 ホイールサイズは7J×17といったように表記される。これは7インチ幅で、17インチ直径のホイールという意味。さらにオフセットは+40mmというように表される。7インチ(177.8mm)幅でオフセット+40mmの場合、ハブ取り付け面から外側に張り出すのは、177.8÷2-40で、48.9mmとなる。この計算方式を覚えておくと、ある程度は装着できるホイールを予測可能。ただし、内側で干渉する場合もあるので注意が必要だ。
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