車上荒らしや盗難から愛車を守り、万が一の時にも被害を最小限に食い止めてくれるカーセキュリティ。まずはダイレクテッド・エレクトロニクス社の「クリフォードG5」を題材に、多くの製品に搭載されている基本機能から解説していこう。
入門機種からハイエンド機種まで5モデルをラインアップするクリフォードG5で全モデルに標準装備されるのは、まずイモビライザ。今では自動車メーカーでも採用する機能で、基本的にはキーと車両、双方の暗証番号(ID)が合致しないとエンジンをかけられない……というのがシステムの概要。クリフォードではイグニッションとスターターの2系統に対する電源供給ラインを制御することで、第三者によるエンジン始動をより複雑化させているのだ。
また、衝撃センサーによってボディやウインドーガラスへのショックを感知するのも基本機能のひとつ。たしかに、センサーの誤作動によるシステムの誤報が大きな不安要素でもあるけど、今時のカーセキュリティではセンサー感度を調整できるものが大半と言っていい。ちなみに、クリフォードの上位3モデルは熟成を重ねたオムニセンサーの採用で、センサーの誤作動そのものが起こりにくい設計となっている。
上位機種になればなるほど、基本機能が充実していくのは言うまでもないけど、まずはベースキットの装着が愛車を守る第一歩。多くの製品は後から必要な機能をチョイスして追加していけるなど、発展性も十分に備えているから、上位機種でなければダメ……ということはないのだ。 |