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クルマ専用の工具、耳に聞いたイメージではオイルジャッキやエアーコンプレッサーなど、工場に備えられた大がかりで重厚長大なものばかり思い浮かんでしまうかもしれない。
しかし、ボクたちが買って自分で付けてみたいパーツには、そこまで必要ないものがたくさんある。
たとえばオーディオ。取り扱い説明書によれば、それこそレンチとドライバーなどの基本的なハンドツールがあればイッチョ上がり、な内容で書かれている。もちろん、基本的にはそれでOKだ。
が、インパネやダッシュ、内張りを脱着して、見た目もキレイに取り付けたい、アンプの追加や電源の引き直しなど音質向上のためにひと工夫加えたい、などなどの要求を満たすためには、取り説には出てこない作業やツールがどうしても必要になってくる。というわけで、このページでは2番目のポイントとして、専用ツールについて紹介していこう。
さまざまなパーツ、作業について紹介したいところだが、スペースに限りがあるので、よくあるであろうシチュエーションとして、オーディオ関係、タイヤ&ホイール交換、ブレーキ関係の3種類で、キミの作業をしっかりサポート。「ホントに使える」専用ツール類を紹介する。
各コーナーを読んでもらうと分かると思うけれど、ツール類のなかには、クルマ専用あるいは特定のパーツ限定というのもあれば、幅広く使えるツール類もある。
ここだけの話、紹介しているツールのいくつかはプロも現場で愛用しているモノだ。なかにはプロの現場で定番中の定番というのもある。プロ用、専用だから使い方が難しい、と考えるかもしれないが実際はその逆。専用、限定はさすがによく考え抜かれたカタチや機能があり、作業性や安心感を考えると、購入コストを十分に補えるパフォーマンスも発揮してくれる。それらを使えば必ずプロの仕上がり、とまではいかないものの素人のよくある失敗を防げ、作業を確実にクリアできる。 |
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オーディオユニット交換への第1ステップが、ダッシュやインパネ、ドア内張りなど内装類の脱着だ。実際、トレードインといった単純なユニット交換作業でさえ多くの時間がこのファーストステップで費やされる。とくにネジが表に出ていない内装類は、スキマから何か差し込んでかみ合っている部分をていねいに離していく必要があり、神経も時間も費やす。そのとき活躍する内装はがし用の専用ツールは、もう、プロ・アマ問わず必ず使いたい定番品と呼んでいいだろう。
電気・コード関係では、確実な配線がDIYでのポイント。たとえばギボシ端子の接続が雑だったり、圧着が不足していると、送られる電流・電圧が不足。スピーカーであれば、音質の何割かがロスしてしまうことになるぞ。 |
KTC
内装はがし |
| 右側のドライバー形状のものは、内張りなどに使われているファスナー(フック)用。残る2つは総プラスチック製で、同じくファスナーやはめ込みパーツを外すときに用いたり、パネルの合わせ目にコードを埋め込んでいくときも便利に使える。内装はがしをマイナスドライバーで代用、はキズを付けやすいので止めておきたい。 |
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イズミ
圧着ペンチB125 |
| イズミの圧着ペンチは、メーカーハーネス(配線)工場で昔から愛用されてきた定番中の定番。そのシェアは8割以上とも言われている。プロが愛用する理由は、かみ合わせのズレやガタがほとんどないこと。ギボシ端子圧着では、圧着部分のズレや浮き、アソビが生じることなく、コードを引っ張っても抜けることがない。 |
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ABIT
オリジナルラジペン&ニッパー |
| コードの切断にはニッパー、小物パーツの扱いに活躍するのはラジオペンチ(ラジペン)だ。ラジペンは、配線コネクターのロック押さえに用いるなど、どちらもクルマ専用ツールではないが、工具箱に入れておけば何かと役に立つ。ABITのオリジナルニッパーとラジペンはグリップの感触と重量バランスのよさで使いやすいぞ。 |
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KTC
早回しT型レンチ |
| 大抵のオーディオーセンターユニットは、ダッシュのインナーパネルに専用ステーで奥まった場所に固定されている。その固定ボルトをスピーディーに回すことができるのがTバーレンチ。KTCの早回しT型レンチは、横軸の握り部分が短く造られていて、ほかの内装部分が干渉することが少なく、作業スピードが早くなる。 |
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ABIT
配線ハーネステープ10ピース |
| 自作配線のショートを防ぎ、キレイにまとめるために、絶縁ビニールテープを用いる人も多いだろう。しかし、時間の経過や再度剥がすときに必ずベタツキが生じるのが難点でもある。このハーネステープは、普通のビニールテープとは異なり、使用後にベタベタしたりしないテープ。メーカーでも純正採用しているタイプだ。 |
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ショップやGSでもタイヤ&ホイール交換後に使うことが常識的になり、目にする機会が多くなったトルクレンチ。価格的にも買いやすい製品が増えてきた。ジャッキアップやホイールの脱着は、ある意味力まかせで行える作業だが、最後の仕上げともいうべきホイールナットの締め付けは、トルクレンチを用いることでビギナー、ベテラン問わず安全で確実なフィニッシュとなる。
あらかじめトルクを設定して使うプリセットタイプが便利。使うときの注意点として、「カチン」という確認音は1回でOK、2回打ちは誤差を生むのでしないこと。 |
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PROXXON
プリセット型トルクレンチ |
| 比較的安価で手軽に買えるハンドツールを揃えているドイツ製プロクソンのトルクレンチ。40-200N・m(差し込み1/2サイズ)は1万円台。ヘッドのラチェット差し込み部分がリバース方向でも使える工夫がされているので、順ネジだけでなく逆ネジでも必要なトルクでボルト&ナットの締め付けができる。 |
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KTC
ホイールナット専用トルクレンチ |
| 一般的なホイールボルト&ナットの締め付けトルクに合わせて、105N・mに固定した非調整トルクレンチ。プリセット型同様に必要トルクまで締め込まれたところで「カチン」と音が鳴る。丈夫なケース付きで車載用にもいい。付属するソケットは肉薄タイプの21mm。差し込みは1/2サイズ、21mm以外のサイズは別購入で対応。 |
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Ko-ken
1/2スピンナーハンドル(ローレット) |
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ホイールのボルト&ナットを回す定番ツールに十字レンチがあるが、固く締まっている場合にはちょっと力不足。そこで提案したいのが、より柄が長くかかる力がアップするスピンナーハンドルの応用(写真のコマは別売)。ボルト&ナットを締めるときは、ヘッドを真っ直ぐにして使えば、スピーディーに回すことができる。 |
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最後のブレーキは、パッド交換とブレーキフルードの交換やエア抜きで使いたい・使える専用ツールを紹介しよう。
ブレーキ関連は、ややハイレベルな作業に入るだろうけど、正しく手順を覚えてマスターすれば、意外とスムーズ、作業後のフィーリングアップがダイレクトに感じられる、ある意味楽しくなるDIYメニューでもある。
ただし、重要保安部分をいじることになるので、最初はプロやベテランの指導を受け、決して自分だけで無理はしないこと。
それだけに、専用ツール類は、定評があり確実なモノを選んで使ってほしい。 |
KTC
ディスクブレーキピストンツール |
| ピストン戻しと呼ばれることもある、パッド交換の必需品。対向ピストンでも均等に押せるので、インナーパーツを傷めることがない。写真はシングルピストン用だが、ダブルピストンの場合は、おのおのを戻すように使うことで流用できる。 |
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WAKO'S
耐熱シリコーンブレーキグリス |
| パッド交換時、ピストンとパッドの当たり面などに専用耐熱グリスを塗布しておけば、鳴きや異音の防止になる……というのは常識。このグリスは、ブレーキパッドからインナーシール類、ブレーキ以外の箇所にも1本あればいろいろ使える万能タイプ。 |
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ABIT
オリジナルワンマンブレーキブリーダ |
| 作業ガイド本などで、ブレーキを踏む役、ブリードネジを開け閉めする役の2人3脚と紹介されているブレーキフルードの交換やエア抜きを1人でできるようにした専用ツール。リザーバータンクから古いフルード抜き取るための注射器も付属する。 |
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| アフター5派プライベーターに大推薦のコードレスLED |
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| この原稿を書いている人は、その昔は裸電球のガードを付けた誤って触れるとヤケドする作業灯、数年前にクールで照らす範囲が広くスキマにも入る蛍光灯タイプを導入、と年季の入ったアフター5・DIYを続けているが、最近ほしくなったのが充電式コードレスLED作業灯。多少乱暴に扱っても球切れの心配がなく、感電の心配もなく、しかも連続点灯時間は6時間。夜明けまでDIYを続けてしまうかも? |
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