80年代のシェビーバンルック。ベースはバモス……と言われなければだれも気付かないほどの仕上がりではないか。このクルマにアレコレ言う必要はないだろう。オーナーの田中さん(奥さんの所有)が街で、まず「これってなんのクルマ?」と聞かれた後、女性からは「カワイイ」と言われ、男性からは「シブい」と評価される、そんな言葉がこのクルマの完成度を的確に表している。
ただ伝えておかなければならないことは、ブローがリリースするこのイージーライダーのフロントフェイスキットは、どんなバモスにも装着可能な事。コンプリートキットではあるが、数々の特殊な加工を施すワンオフのコンプリートカーではない。
実際、このグリーンのイージーライダーとは別に、ほかのオーナーはまた異なったカラーリングで街を走っている。そのオーナーもボディのカラーリングに合わせてインテリアカラーをコーディネイトしているそうだ。
最大の特徴となるグリルはメッキ処理を施してはあるが、材質はFRP……と、これも教えてもらわない限り気付かないほど。その造形の複雑さから、ほとんど手作りのような状況で月産3セットの製造が限界のようだ。
このフロントグリルによる大変身のおかげで、カラーリング、ホイールのチョイスなど、先々必要なカスタマイズがより楽しみになってくる。「小さなアメ車」造りは軽自動車でしかできない楽しみ方なのだ。 |