早くからiPodとのインターフェイスを強化していたアルパインも最新モデルは既存のメディアを取り去り、デジタルメディアのみを音源として使うことを前提としたヘッドユニットになった。
特徴は従来のイヤホン端子を通じてのオーディオ入力ではなくUSB端子を介してデジタルデータのまま入力するUSBダイレクトケーブルの装備。ヘッドユニット内でD/A変換されるのでロスのないより高音質なサウンドが楽しめる。
操作性の面でも2.2インチTFTディスプレイを備えているので曲目の検索にも使いやすい。センタージョグダイヤルの使用感もiPodの操作に慣れたユーザーにはわかりやすく親しみやすいもの。CDのオマケではないデジタルオーディオ主役のヘッドユニットの登場だ。 |
|
クラリオンの最新ナビ「MAX9700DT」は圧縮オーディオを聞くための装備も充実しているのが特徴。なかでも注目したいのがサウンドリストアラーと呼ばれる機能。これはCDなどの元音源を圧縮変換する際に失われる音の成分を復活させるというもの。具体的にはAACやMP3、WMAなどの圧縮フォーマットでは10kHz以上の高い周波数をカットするなどしてデータ量を小さくしている。そのため再生時に高域の伸びやかさが失われたり、音の立体感が失われることがあった。
そこで登場したのがこのサウンドリストアラーだ。仕組みは圧縮されたデータから倍音成分を抽出、10kHz以上の失われた高域周波数を補うというもの。これによって元の音源に限りなく近い音響表現が可能になったのだ。圧縮データをメインに聞くユーザーには見逃せない機能だ。
もちろんiPodのダイレクト接続を装備、ナビのタッチパネルを使ってiPodをコントロールすることもできるので車内での操作性はバツグンに高い。音質や操作性の高さを通じてiPodを意識せずにひとつの音楽メディアとして使えるのがこのモデルの魅力と言える。 |
|
|
| 純正システムにナビや地デジチューナー、DVDビデオやiPodなどを増設したいときにネットワークの核になるのがアルパインの「ビークルハブプロ」と呼ばれるモデル(50W×4chアンプ内蔵)。車種別インターフェイスキットを使えば純正モニターやオーディオに割り込ませるカタチでアフターの各機器を接続することができる。またORB(オーブ)と呼ばれるシステムコントローラーを備え、ひとつのリモコンで各機器をコントロールできるので操作もシンプル。車内にあふれるAV関連の機器をまとめて面倒見てくれるまさにハブとなるユニット。 |
|
|
圧縮音源の話ばかりを進めてきたがCDだって実は原音に比べれば情報量を削ってあるのだ。具体的にCDには20Hz〜20kHzまでの音しか記録されていない。それ以上の高音も、それ以下の低音も人が聞き取ることができないという事からカットされたのだ。しかし人間は耳だけではなく皮膚や身体などでも音を感じることから欠落した部分による音の差を感じることができるのだ。それが音のツヤ、奥行き、広がりなどさまざまな要素になって影響する。
そこでデノンが考えたのがアルファプロセッサーと呼ばれるもの。失われた音域を解析して再現するというもので、16ビットで構成されるCDのデータを20ビット化して、より原音に近い音を再現するのだ。 |
|
純正ユニットを使ってハイエンドなオーディオを組みたいと思っているユーザーも多いだろう。しかし閉じた世界を構築している純正オーディオはアンプの増設などで制約も多い。そんなユーザーのために開発されたのがカロッツェリアの「AXMーP01」だ。純正のスピーカーラインを入力するので純正ヘッドの音楽データをそのまま使うことをができる。入力されたスピーカーレベル(Hiレベル)の信号をRCA(Loレベル)に変換して出力。
ハイエンドなシステムデザインでたびたび用いられる同社のプロセッサーやアンプ群、そしてスピーカーと自由なシステムデザインが可能になるのだ。外部入力も一括管理できるので車内ネットワークの中心にもなりうる。 |
|
|
何といっても、これからの地デジチューナーは、長距離移動でも途切れない中継局の自動切り替え機能がトレンド。先鞭を付けた同機は「オート中継局サーチ」という機能によって親局のエリアから外れても操作することなく中継局から受信。同番組を見続けられる。
ちょっと残念なのは、この機能を利用できるナビの機種がサイバー、楽ナビともに限られること。先日登場したパナソニックのカーナビ秋モデルにも同様の機能が採用されているが、これも機種限定。今後、汎用チューナーでこの機能が利用できるモデルの登場を期待したい。 |
|
|
|